当ブログでは、大手メーカー勤務の筆者の経験をもとに、レビューしている商品のコストパフォーマンスを5段階評価しています。
筆者としてはコスパが悪いのにあえておすすめしている★2や★1から読んでいただきたい。

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完全体になった左手デバイスTourBox Elite先行レビュー

TourBox Elite

あなたの右手がマウスを操作しているとき、左手は何をしているだろうか。ショートカットキーのためにキーボードに添えている?

僕もTourBox Eliteを触るまでは、それがそれがベストだと考えていた。

TourBox Eliteは3つのダイヤルと11のボタンを搭載したソフトウェアコントローラーだ。全てのダイヤル/ボタンはカスタマイズ可能で、好きな操作を割り当てられる。

現行モデルのTourBox NEOはクリエイターの評判が良くて、実は僕も気になっていた。そこにBluetooth対応した新モデルのTourBox Eliteが出るというのだから、気にならないはずがない。そんなタイミングでTourBox Techからコラボレーションの依頼があり、発売前のTourBox Eliteの試作を試せることになった。

現在CAMPFIREで支援を募集しており、3/21日現在目標に対し5500%以上の支援を集めている。人数限定で最大35%の早期割引を受けられるので、気になる人は早めの支援をおすすめする。

TourBox Elite:クリエイターの究極Bluetoothコントローラー

ブラウジングや写真の現像に使ってみたので、この記事では使用感やどんな人におすすめかを書いていきたい。

なおレビューに使用したTourBox Eliteは試作であり製品版とは異なる点があるかもしれない、ということをはじめに断っておく。ハードが大きく変わることはないと思うが、ソフトはまだBeta版で、正式版では多少使用感が異なるだろう。

デジタルクリエイターに人気のTourBox

TourBoxは世界中で10万人のクリエイターに愛用されている左手デバイスだ。ダイヤルやボタンに自由な操作を割り当てて、あらゆるクリエイティブ作業を効率化できる。対応ソフトウェアの豊富さには、どの分野のクリエイターも満足だろう。一例を以下に示す、あなたがよく使うソフトはあるだろうか?

  • 画像編集ソフトウェア:Photoshop、Lightroom、Illustrator、Capture Oneなど
  • ペイントソフトウェア:CLIP STUDIO PAINT、ComicStudio、Painter、SAIなど
  • イメージ・オーディオ編集ソフトウェア:Final Cut Pro、Premeire、Affter Effects、DaVinci、Audition、CINEMA 4Dなど

今回レビューするTourBox Eliteは初代TourBox、第2世代のTourBox NEOに続く第3世代にあたる。僕はその評判の高さから第2世代発売時にその名前を知った。

今回改めて3つの世代を比べてみたが、ボタンの配置などは初代のものが第3世代までそのまま引き継がれていることがわかった。それほど初代の時点で基本的な設計の完成度が高かったのだろう。それと同時に前モデルのユーザーも最新モデルに難なく移行できることを意味する。

一方で内部のパーツは全面的にアップグレードされ、使い勝手が向上している。さらにBluetoothが搭載されたので、悲願のワイヤレス接続も可能になったのが第3世代の大きな進化だ。

Bluetooth接続でも遅延は感じられず(今どきそんなことを機にする人もいないかもしれないが)、PC起動時の再接続もスムーズ。ストレスは全くないので安心してほしい。

考えられたボタン配置で作業が爆速に

TourBox Elite

それでは早速TourBox Eliteの紹介をしていこうと思う。

TourBox Elite
電池、袋が付属する。ケーブルは別売りとなっている。

正規販売版のパッケージデザインは日本限定版で「TourBox Elite パッケージデザインイラストコンテスト」の受賞作品となるそうだ。

TourBox Elite
単三電池2本で動く。

かつては乾電池方式は内蔵バッテリー方式に劣っていると感じていたが、最近はその考えを改めた。新しい電池に切り替えれば一瞬でバッテリー満タンになるし、充電式の電池を使えばゴミは出ない。何より内蔵バッテリーの寿命=デバイスそのものの寿命、とならないのが乾電池タイプのメリットだ(HHKBから学んだ)。

TourBox Elite

この完成されたボタン配置は使ってみるとよくわかる。左手を置いたときに自然と指の位置にボタンがくる。

親指にちょうど触れる2つのボタンは形や凹凸で見なくても判別できる。中央のダイヤル(ノブ)は本体から大きく迫り出していて中指の腹でも大変に回しやすい。そして指先はちょうどトップボタンに届く。薬指と小指もちょうどそれぞれダイヤルにかかる。

よく考えられた配置だということが、触ってみて初めてわかり感心させられた。

これも実際に使ってみてほしいところなのだが、フィードバックが素晴らしい。各スイッチは押し心地が僅かに異なっており、見ずに押すのにも一役買う。そしてダイヤルのフィードバックについては述べておかなければいけない。

ダイヤルを回した時の「カチ」っという感触は、なんとメカ的なものではなくモーターで擬似的に作り出したものなのだ。だから振動のオンオフ切り替えだけでなく大きさまで調整できる。さらに何度の回転で1振動なのかも変えられるので、ソフトで回転感度を変えても全く違和感がない。

・・・ともちろん機能としても素晴らしいのだが、「振動大」の時のカチカチ具合が気持ち良く、ついつい触ってしまう。

TourBox Eliteの使用には専用ソフトのインストールが必須になる。各ソフト使用時の機能のアサインを設定できる。どのソフトを使用中かは自動で認識して、プリセットを切り替えてくれるので、設定後は裏で起動しておくだけでOK。

ちなみにマクロの設定も可能。

ちなみにカラーは

  • モダンスモークブラック トランスルーセント
  • アイボリーホワイト
  • クラシックブラック

の3色から選べる。僕の手元にあるのはモダンスモークブラック トランスルーセントだ。クリアパープルのゲームボーイカラーを思わせる、個人的には非常に好みなカラー。電子部品が透けて見えるのはみんな好きだと思う。

TourBox Eliteを写真現像ソフト・Lightroomで使ってみて

実際にTourBox Eliteを写真現像に使ってみた。使用ソフトはLightroomだ。結論から言うと、もうTourBox Eliteなしの写真現像には戻れない。写真現像が効率化しただけでなく、確実に上手くなった。その理由は以下。

  • ダイヤルでマウスよりも小刻みなパラメータ調整が可能になる
  • キーアサインによって今まで触っていなかったパラメータもいじってみるようになった

基本的な使い方はボタンでパラメータを選択し、ノブを回転して選択したパラメータを調整する、というもの。

あるいはボタンにスポット補正ツールや書き出しなどをアサインして、ショートカットキーの代わりに使うといった感じだ。

ダイヤルはマウスよりも小刻みな調整が可能

TourBox Elite

これまでダイヤルでパラメータを操作したことがなかったので、ダイヤルだと簡単に微調整できることに驚いた。カチッとクリック感のあるダイヤルで非常に細かく調整できるので、例えば色温度や画像の回転など満足いくところまで追い込むのが簡単になった。

左右に伸びたバーの指標をマウスで摘んで動かす操作にはもう戻れない。

今まで触らなかったパラメータをいじるようになった

キーにはほとんど全てのパラメータ選択を割り当てられる。同時押しにもそれぞれ対応するので、僕がよく使うパラメータだけでもまだ余る。

そこで普段あまり使わないパラメータもアサインしておいた。例えばかすみの除去や粒子のサイズ/粗さなどだ。

わざわざ探して調整しようとは思わなかったんだけれど、ショートカットで簡単に呼び出せると使おうと思える。これは確実に僕の写真現像の表現の幅を広げてくれたと言っていいだろう。

クリエイター以外でも十分活躍する・・・!

さて、写真現像とか動画編集とかクリエイティブな作業をしない人にとってTourBox Eliteはどんなデバイスになるだろう。

僕個人としてはLightroom以外でもTourBoxは大活躍している。特にブラウジングだ。

TourBox Elite
筆者の机の上

僕は「自作キーボードLet’s Splitレビュー|最高にシンプルてミニマル」でレビューしている自作キーボードとKensignton ExpertMouseを使用している。ブラウジングでは右手は基本的にマウスに置くことになる。

ショートカットキーが左手で押せる組み合わせならいいが、右手のショートカットキーの時は右手をマウスから離さなければならない。例えば戻る⌘[などは頻繁に使うのに右手担当だ。

そんなときによく使うショートカットを全てTourBox Eliteに登録しておけば、右手はマウス、左手はTourBox Eliteと完全に固定できる。ブラウジングここに極まれりといった形で非常に気持ちがいい。ダイヤルでタブ移動していけるのは、大量にタブを開く僕みたいな人にはピッタリだ。

全くクリエイティブ作業をしない人でもTourBoxを買う価値があるか、と言われると正直微妙だが、たまにでも使う人やこれから使う予定のある人ならおすすめできる。

今日のぐうの音:逆にタイピングとポインティング以外なら

TourBox Elite

TourBox Eliteを使ってみての感想は「逆にタイピングとポインティング以外なら何でもできる」といった印象。

覚えられるショートカットキーは大抵TourBox Eliteに登録してしまえるので、極端な話タイピング以外はキーボードに触る必要がない。マウスだってポインティングさえできれば、TourBox Eliteでクリックだってできる。

一度PC作業中のあなたの左手を観察してみてほしい。手持ち無沙汰にしているようならTourBox Eliteによって右手以上に左手が仕事をしてくれるようになるかもしれない。

現在CAMPFIREで支援を募集しており、人数限定で最大35%の早期割引を受けられるので、気になる人は早めの支援をおすすめする。

TourBox Elite:クリエイターの究極Bluetoothコントローラー

理系男子のぐうの音管理人の作業環境紹介

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大企業会社員 兼 ブロガー
るびこ

ガジェット / ファッション / カメラについて書きます。
2014年東北大学理学部卒業
2016年東北大学大学院理学研究科修了、大手企業に新卒で入社

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