当ブログでは、大手メーカー勤務の筆者の経験をもとに、レビューしている商品のコストパフォーマンスを5段階評価しています。
筆者としてはコスパが悪いのにあえておすすめしている★2や★1から読んでいただきたい。

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一人暮らしの暖房はDyson Pure Hot + Cool Link(HP03WS)で十分だと思う【レビュー】

引っ越ししたら寝室にエアコンなくなりました。困った困った。

そこで寝室用の暖房としてDyson Pure Hot + Cool Linkを購入してみました。そしたらもう暖房はこれで十分なんじゃないかっていうくらい。むしろリビングもエアコン使わなくなりました、ってお話です。

ちなみに2018年買ってよかったものにもランクインするくらい気に入ってます。

系男子によるコスパ算出

大手メーカー勤務の筆者が、その経験をもとに製品の本当のコストパフォーマンスを評価するコーナー

価格の手頃感
生活への影響度
長く使えるか
スペックに現れない価値
所有する高揚感

総合コスパ:

真夏から真冬から使えると考えると減価償却のハードルが滅茶苦茶低い
同じコスパ評価の製品一覧

「価格の手頃感」、「生活への影響度」が高ければ高いほどコスパも高くなり、逆に「スペックに現れない価値」が高くなるとコスパは低くなります。なお「所有する高揚感」はコスパ算出の対象外。

我が家は1LDK・エアコン1台で心もとない

今この記事を書いているのが2019年1月。実は先月、2018年12月に引っ越しました。

以前住んでいた賃貸物件は1LDKで寝室にもエアコンが付いていたんです。もちろんリビングにもね。メーカーが違ったから、前住んでいた人が取り付けたんだと思います。

寝る前にボタン一つで寝室も温めておけますから、それはもう心強かったです。

しかし、引っ越してきた新しい物件には寝室のエアコンがありませんでした。そっちのほうが普通なのかもしれませんが、どうしても不安で。Dyson Pure Hot + Cool Linkを寝室用の暖房として購入してみました。


どーん。

引っ越ししてすぐに撮った写真で、まだいろいろ片付いていなくて。写真にテーブルの角とか、ソファとか写り込んでいますがご容赦ください。アスペクト比優先で。


こんなふうに開封してみました。驚いたのが緩衝材が使用されていないこと。いや、正確に言えばダンボールも緩衝材なのかもしれないけれど。

発泡スチロールやプチプチが使われていないんです。全て組み立てられたダンボールで固定されていました。人が組み立てているんでしょうか。

開封後は小さく畳めて、引っ越しで散らかっている家だったのでありがたかったです。発泡スチロールはかさばるので。

一台三役でコスパはいいと思う


Dysonのコードレスクリーナーも持っていて言いますが、Dyson製品って基本的にコスパは良くないと思うんです。

やたら高いじゃないですか。
使ったときの高揚感とか、安心のサポート体制とか、確かに実感はしていますが高いものは高い。

でも、Dyson Pure Hot + Cool Linkだけは例外的にコスパいいと思うんです。だって1年中使えますから。

  • 夏:扇風機として
  • 冬:ファンヒーターとして
  • 1年中:空気清浄機として

型落ちなのもあって、約5万円で購入できます。安くないですか?
いくら安くてもそれぞれの機能が中途半端なら意味ないですよね、それぞれの1ヶ月位使ってみたそれぞれ機能をレビューしてみます。

扇風機としての利用

冬に買ってまだ夏を迎えていないので純粋に扇風機としての利用はできていません。でも一般的な扇風機を比較して十分な風量はあると思います。その分風量MAXだと音もすごいですが。

ジェットフォーカステクノロジージェットフォーカステクノロジー
出典:Amazonより

ジェットフォーカステクノロジー(上図参照)により、フォーカスモード(上図左)にすればサーキュレーター的な使い方も。


首も前後に動くので、上を向けてエアコンの冷気循環にも役立ちそうです(冷房時はまだ試してませんが、暖房時ならよくやってて、効果大です)。

ファンヒーターとしての利用

ファンヒーターとしての利用が便利すぎます。何が素敵かというと、行く先々につれていけるということ。

  • 料理中はキッチンに
  • 入浴時は脱衣所に
  • 休息時はソファの横に
  • 寝るときは寝室に

一人暮らしなら自分のいる場所のみをピンポイントで暖められるので、エアコンを付けなくてもいいくらい。本来寝室用に、としか考えていなかったので嬉しい誤算です。

ちなみに寝室は6畳ほどですが、22℃設定で30分くらい自動運転させておけば部屋全体を暖めておくことも可能です。


背が低いので机の下にもすっぽり入りました。
これで血行の悪い足元もポカポカです。密着しすぎて低温やけどになはらないようご注意ください。

空気清浄機としての利用

正直言って、僕は空気が綺麗さを感じ取ることができません。スマホと連携させて空気の綺麗さをモニタリングできるんですが、どうやら綺麗になっているみたいです。

一応公式サイトのコメントを引用しておきます▼

PM 0.1レベルの粒子を99.95%除去 *1
空気中の花粉やウイルス、バクテリア、PM 2.5も除去します。 https://www.dyson.co.jp/fans-and-heaters/purifiers/dyson-pure-hot-cool-link-evo/overview.aspx

だそうです。 フィルターを見てみたところ、1ヶ月の使用でうっすらゴミ(?)が取れていました。確かに仕事はしているようです。

Dyson Pure Hot + Cool Linkが走っていなかったら、このゴミはいまだ大気をさまよっていたのか、換気の際に外に逃げるのか、綿埃となって掃除機に吸い取られていたのかは定かではありません。

空気清浄機能については、体感するところが少ないのでこのくらいのレビューにしておきます。

使い勝手は・・・慣れが必要かも

海外家電特有の小洒落た感じがあります。
日本の家電は日本語でデカデカとボタンの説明がありますが、Dyson Pure Hot + Cool Linkはリモコンも含めて文字は「AUTO」の4つだけ。
一応直感的に分かるような図になっています。はじめは戸惑うかもしれませんが、すぐ慣れるので安心してください。


インジケータは小型で必要十分な情報を表示してくれるので気に入っています。最新モデルHP04では近未来的でかっこよくなっているみたいです。

今日のぐうの音

本来の目的であった「寝室用の暖房」以上の役割を果たしてくれているDyson Pure Hot + Cool Link、非常に気に入りました。

ちなみに通常時の動作音はそこそこあります。寝る時は耳から離して置くかOFFにすることをおすすめします。私はOFFにしてから寝てます。

とくに一人暮らしなら、家の中を一緒に移動すれば何かと捗ること間違いなしなのでおすすめです。最新モデルHP04も販売開始していて、このHP03WSがとっても安くなっています。いつ生産終了するかわからないので気になる方はお早めに。

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2018年買ってよかったものにもランクインしてます。そのくらいお気に入り。その他の買ってよかったものは▼の記事でご確認ください。

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*1:欧州規格EN1822に準拠し第三者機関IBR(米国)が2017年8月に実施した、0.1µmの粒子を使い最大風量にて行ったフィルター試験結果。日本国内売上台数上位25機種の空気清浄機(2016年10月から2017年3月の市場調査会社データに基づく)が対象。

理系男子のぐうの音管理人の作業環境紹介

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大企業会社員 兼 ブロガー
るびこ

ガジェット / ファッション / カメラについて書きます。
2014年東北大学理学部卒業
2016年東北大学大学院理学研究科修了、大手企業に新卒で入社

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