当ブログでは、大手メーカー勤務の筆者の経験をもとに、レビューしている商品のコストパフォーマンスを5段階評価しています。
筆者としてはコスパが悪いのにあえておすすめしている★2や★1から読んでいただきたい。

カメラアクセサリー

K&F Conceptのトラベル三脚レビュー|小型だけど機能省略のない満足度の高いモデル

写真撮影に撮影に三脚って使いますか?僕は使います。手ブレ補正や高感度耐性の強いカメラなら、手持ちでもそれなりに撮れてしまうんですが、やっぱり三脚を立てるとクォリティが違いますね。

初めての三脚として検討するのは、やはり小型軽量なトラベル三脚かと思います。せっかく三脚を買うなら持ち出すハードルを下げてあげることが大事!

そんなあなたにぴったりの安価なトラベル三脚をK&F Conceptから提供していただきました。以下のような内容でレビューしていきます。

  1. 盛り沢山な5つの機能
  2. 基本性能も申し分なし
  3. 残念なポイント
  4. Manfrotto Befreeとの比較
  5. クーポンコードでお得に購入しよう

記事の最後にクーポンコードがあります。

系男子によるコスパ算出

大手メーカー勤務の筆者が、その経験をもとに製品の本当のコストパフォーマンスを評価するコーナー

価格の手頃感
生活への影響度
長く使えるか
スペックに現れない価値
所有する高揚感

総合コスパ:

価格の割には機能が盛り沢山でコスパ高し。作りの甘さが残念。
同じコスパ評価の製品一覧

「価格の手頃感」、「生活への影響度」が高ければ高いほどコスパも高くなり、逆に「スペックに現れない価値」が高くなるとコスパは低くなります。なお「所有する高揚感」はコスパ算出の対象外。

K&F Conceptトラベル三脚の特徴でもある5つの機能

四の五の言わずに下▼の動画を見てもらえれば、この三脚の多機能さがわかります。

動画を見られない方のために文章でも書いておきます。

  • 上だけでなく、横にも伸ばせる!
  • 下にもカメラを設置できる
  • 一脚にもなる!
  • 脚が180度曲がって小さく折り畳める
  • 回転可能な自由雲台(動画やパノラマに最適)

詳しく解説していきます。

上だけでなく、横にも伸ばせる

 

出典:https://www.kentfaith.co.jp/KF09.015

上の写真のように、センターポールを折り曲げることができます。マクロ撮影がはかどりますねえ。

下にもカメラを設置できる

こんな風に。これまたマクロ撮影が捗りそう。

こんな風に設置すれば俯瞰撮影も簡単!

僕は「Andoroid搭載の小型プロジェクターBenQ GV1のレビュー」で紹介しているプロジェクターをこんな風に設置して、天井に映画やアニメを投影するのにも使っています。

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一脚にもなる

脚のうち一本が外れるようになっていて、そこに雲台を取り付ければ一脚の出来上がり。

一脚のほうが手軽に使えるしコンパクトになるので、基本一脚としてカバンに忍ばせておいて、本気の撮影のときには組み立てて三脚として使う、みたいな運用もあり。

脚が180度曲がって小さく折り畳める

畳んで大きさをX-Pro2と並べてみました。およそ50cmくらいの大きさになります。

雲台側に脚を折り曲げることができるので、立てれば男性の平均身長くらい高くなる三脚にしてはかなりコンパクトになります。

回転可能な自由雲台(動画やパノラマに最適)

僕が以前使っていた三脚で、なくて困ったのがこの機能。パノラマをきれいに撮るには必要です。

三脚としての基本性能も申し分なし

これまではこの三脚の特徴でもある多機能性について述べてきましたが、それらは三脚の機能としては飽くまで付加的なもの。

三脚としての基本的な性能がよくないとそもそも使い物になりません。

その点はご安心ください。三脚としての基本性能も申し分ありません。

  1. アルミ製
  2. 4段、径は25mm
  3. 自由雲台付属
  4. 最高約170cm
  5. 重さ1.9kg
  6. 耐荷重8kg

尖ったスペックではありませんが、どれも合格点。僕のような趣味の撮影には十分なスペックです。

出典:https://www.kentfaith.co.jp/KF09.015

約170cmと十分な高さを持ちます。高身長の男性でも目線の高さまで届くでしょう。でも三脚の高さにとらわれず、先にカメラポジションを決めてから三脚を設置することが大事ですのでお忘れなきよう。

足の角度は3段階に設定できます。ワンタッチでロックを外せるので角度調整は簡単。

簡易的な三脚では省略されがちなフック。これもしっかり搭載。

ここに重いものを掛けておくことで三脚が安定します。風の強い場所で使うなら必要になる機能です。

アルカスイス互換の自由雲台

最近のデジタルカメラならボディ内に電子水準器が搭載されているので、必要なひとは一部かもしれませんが、水準器もついています。

フィルムカメラやカメラ以外のものに使う際は便利ですね。

雲台はアルカスイス互換。ツマミを締めて固定するタイプです。

専用バッグの作りが甘いのが残念

この専用バッグも付属します。デザインは可もなく不可もなくって感じですかね。

ただし残念なのが作りの甘さ。糸がボサボサってなってますよね。使用上は問題ありませんが、積極的に使いたいとは思えないです。

裸でカメラバッグに固定して持ち運べばオーケーなので、まあいいか。

今日のぐうの音:ブランドに拘らなければ有力な選択肢

最後に僕がこれまで使ってきたManfrotto Befreeと比較してみます。結論から言ってしまうとK&F Conceptの方が安く、K&F Conceptの方が高性能です。

高さはK&F Conceptのほうがある
低さは同じくらい
畳むとK&F Conceptの方が大きい

Manfrottoといえば三脚で有名なメーカー。価格も高いです。その分細かい作り込みはしっかりしていて、所有欲も満たされます。

しかしK&F Conceptの方ができることが多い。初めての三脚にK&F ConceptかManfrottoのBefree、どちらか一方だけ購入するなら・・・と聞かれたら、まずはK&F Conceptをおすすめします。

ManfrottoのBefreeを使ってみてわかったのですが、あくまでトラベル三脚です。なんでもできる高機能三脚ではありません。より本格的な撮影に使うなら、それに適した三脚が必要になります。そっちで所有欲を満たせばよいのでは、という考えです。

持ち運びに適した三脚をお探しなら、ぜひ検討してみてください。

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筆者としてはコスパが悪いのにあえておすすめしている★2や★1から読んでいただきたい。

大企業会社員 兼 ブロガー
るびこ

ガジェット / ファッション / カメラについて書きます。
2014年東北大学理学部卒業
2016年東北大学大学院理学研究科修了、大手企業に新卒で入社

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