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カメラアクセサリー

【レビュー】K&F Concept磁気フィルター|格段に便利!だけれど一点だけ残念・・・

どんなアイテムなの?

これまでレンズフィルターの着脱はネジで、というのが一般的だった。そこにブレークスルーが起きている。それがマグネット方式だ。

「最近フィルターあまり使っていないな・・・もっと便利なフィルターがあれば気軽に表現の幅が広げられるのに」

と思っていた折、K&F Conceptより磁気フィルターのセットを提供していただいたので紹介していく。

結論:マグネットは格段に便利!なんだけれど、ひとつだけ残念な点が・・・

気に入ったポイント

  • マグネットによる着脱の簡単さは革命的
  • 薄型設計

いまいちなポイント

  • 細かい使い勝手にやや癖がある
  • 薄型設計すぎてレンズキャップの引っ掛かりが悪い

公式サイトでは以下のフィルター径がラインナップされている。

  • 49mm
  • 52mm
  • 55mm
  • 58mm
  • 62mm
  • 67mm
  • 72mm
  • 77mm
  • 82mm

Amazonだと一部取り扱いがないサイズがあるようなので、公式サイトもチェックしておくのがおすすめ。

K&F Concept磁気フィルターの外観を紹介

  • 左上:UVフィルター(保護フィルター)
  • 右上:CPLフィルター
  • 左下:ND1000フィルター
  • 右下:磁気アタッチメントリング

上記の4つのアイテムがセットになっている。レンズフィルターとしてまず持っておきたいものが一通り揃う。

サイドには凹凸の表面加工がなされており、レンズに着脱するときに滑らない。K&F Conceptはたくさんのフィルターをリリースしているだけあって基本的なところはきちんと押さえてある印象。

K&F Concept磁気フィルターを使ってみた

まずは近所でテスト撮影を行ってみた。作例というにはおこがましいが、フィルターの性能確認には十分だと思う。

使用したカメラはSIGMA fp、レンズはLUMIX S 20-60mm F3.5-5.6だ。

CPLフィルターを使ってみた

CPLフィルターは水面やガラス面の光の反射を制御することができる。例えば水面の反射を抑えて、水中の様子を描写することができる。

変に色が転ぶこともなく、安心して使えるCPLフィルターといった印象を受けた。減光は1段分くらいだろうか。

あまり他では言われていないが、逆に反射を強調させることもできる。方法は簡単で、反射が少ないところからどちら方向でも良いので90°回転させるだけ。

ND1000フィルターを使ってみた

同梱されているのはND1000なので10段分の効果がある。水の流れを絹のように滑らかにすることができた。

なんとなく1枚目をグレースケールにしてみた↓

なんてことない写真だけれど、長時間露光とグレースケールで非日常感を出せた(気がする)。

気に入ったポイントを解説

磁石でフィルターを着脱できるのは革命的

CPLフィルターは夕方になったら外すし、NDフィルターはむしろポイントでつけるくらいだ。

僕はCPLフィルターもNDフィルターもかつて購入していたものの、正直ほとんど使用していない。フィルターの取り外しはレンズ交換以上に手間がかかるからだ。ネジをくるくる回して外す時に落としてしまいそうになる。CPLフィルターもNDフィルターも屋外で使うことが多いので、落としたらフィルターに傷がついてしまいそうで怖い。

マグネットの使用感は革命的だ。パチっと一瞬で着脱できる。レンズフードを外す手間こそあるものの、従来型よりも圧倒的に楽ちんだし、落下リスクも小さい。

ちなみにCPLフィルターはその構造上回転機構があるんだけれど、外すときに不用意に回ってしまって困ることがあった(何度輪ゴムでグリップさせたことか・・・)。これもマグネットにしてしまえば、回転機構それ自体が不要になる。こういう点でも、特にCPLフィルターはマグネット化が理にかなっていると感じた。

フィルター使用のハードルがぐっと下がる

「うーん、CPLフィルター使いたいけれど・・・まいっか」

のような経験はないだろうか。僕はそんなことばかりで、ほとんど使わなくなってしまった。しかし磁石で着脱できることで、悩む時間があればフィルターがつけられる。

フィルター使用のハードルがぐっと下がるのだ。

フィルター使用頻度が上がれば写真の腕も上達するし、良い写真が取れる可能性も高くなる。このポテンシャルはかなり強い。

CPLフィルターとNDフィルターの重ね付けでも薄型

これまでのレンズフィルターの感覚でこのフィルターを手にした時、もっとも驚いたのはその薄さだ。

この薄さなのでCPLフィルターとNDフィルターの重ね付けも十分に可能だ。

実際に20mmの広角レンズで試してみた。流石に保護フィルター+CPLフィルター+ND1000フィルターの3枚重ねではケラれを確認した。しかし保護フィルターを磁気アタッチメントリングに変えて、2枚重ねにしたらケラれは解消した。

CPLフィルター、NDフィルターはともに光量が大きい場面で使うことがあるので、重ねて使用できるのは非常に相性がいい。

イマイチなポイントを解説

実際に使ってみて、少し使いづらいと感じたところは2点ある。それぞれ「う〜ん」という点と「致命的」な点だ。まずは「う〜ん」という点から紹介する。

保護フィルターの使い勝手が「う〜ん」

この説明のために、まずは各フィルターの構造から説明したい。この製品には以下の4つのアイテムがセットになっているのは前述の通り。

  1. UVフィルター(保護フィルター)
  2. CPLフィルター
  3. ND1000フィルター
  4. 磁気アタッチメントリング

この中でレンズ側にネジ溝を切ってあるのは「保護フィルター」と「磁気アタッチメントリング」だ。そしてネジ溝が切られておらず、磁気で装着するのが「CPLフィルター」と「ND1000フィルター」だ。

お分かりいただけただろうか。「磁気アタッチメントリング」+「保護フィルター」の組み合わせで使えないのだ。もっと言えば、「保護フィルター」を使っているときは「CPLフィルター」や「ND1000フィルター」を重ね付けすることになってしまう。本来なら不必要なフィルターの重ね付けは避けたいところ。

僕の理想では「磁気アタッチメントリング」+「保護フィルター」で常用して、必要に応じて「保護フィルター」を外し、CPLやNDに付け替えたかった。それができると思っていただけに「う〜ん」と思ってしまった。

レンズキャップの引っ掛かりが悪い

もう一点気になるところがある。レンズキャップの引っ掛かりが悪いということだ。付属する全てのフィルターで薄型化を重視したためか、外側のネジ溝が少ないのだ。

正直なところ、これは致命的だと思った。辛うじてレンズキャップが引っかかるものの、どこかにぶつけた際にうっかり落としてしまいそうで心許ない。保護フィルターとして常用するのは少し難しいのかな、という感想を持った。

逆に被せ式のレンズキャップやレンズフードに固定するタイプのレンズキャップを使うレンズなら、この点は全くデメリットにならない。

今日のぐうの音

フィルターとしての基礎性能は申し分なく、磁気による着脱も快適そのもの。フィルターを使うハードルを下げてくれるので、写真の表現の幅を広げてくれるポテンシャルがあることろが気に入っている。

できればつけっぱなしの常用フィルターにしたかったが、それは叶っていない。理由は先述のレンズキャップ問題。ここさえクリアできれば・・・と思うと非常に惜しい、というか悔しいという感情すら湧いてくる。

僕は普段は別の保護フィルターをつけておき、フィルターを使うときは磁気アタッチメントに付け替える、という運用をすることにした。

それでも普通のフィルターよりは格段に便利だし、フィルター3枚セットと考えれば値段も非常に手頃だ。もしあなたがレンズキャップ問題を許容できるならば、十分におすすめできるアイテムだ。

割引のコードを準備していただいたので活用して欲しい。

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筆者としてはコスパが悪いのにあえておすすめしている★2や★1から読んでいただきたい。

大企業会社員 兼 ブロガー
るびこ

ガジェット / ファッション / カメラについて書きます。
2014年東北大学理学部卒業
2016年東北大学大学院理学研究科修了、大手企業に新卒で入社

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