当ブログでは、大手メーカー勤務の筆者の経験をもとに、レビューしている商品のコストパフォーマンスを5段階評価しています。
筆者としてはコスパが悪いのにあえておすすめしている★2や★1から読んでいただきたい。

革小物・革靴

万双コードバン名刺入れ購入!長財布と同素材で統一感抜群

万双コードバン長財布

手頃な値段からは考えられないほど高品質な革と加工に定評のある万双。私は3年前から万双のコードバン長財布を愛用しています。

また、万双で買い物をしてしまいました。今度は名刺入れです。

財布と名刺入れが同一ブランドの同素材になって非常にテンションが高いまま、本紹介記事をお送りします。

名刺入れのレビューはもちろん、コードバンについてや万双についても詳しく紹介するので、「コードバンってなんの革?」「万双って初めて聞いた」という方も安心して読んでください。

系男子によるコスパ算出

大手メーカー勤務の筆者が、その経験をもとに製品の本当のコストパフォーマンスを評価するコーナー

価格の手頃感
生活への影響度
長く使えるか
スペックに現れない価値
所有する高揚感

総合コスパ:

この値段でコードバンを楽しめるのは最高っ
同じコスパ評価の製品一覧

「価格の手頃感」、「生活への影響度」が高ければ高いほどコスパも高くなり、逆に「スペックに現れない価値」が高くなるとコスパは低くなります。なお「所有する高揚感」はコスパ算出の対象外。

コードバンの魅力

はじめにコードバンについて説明します。

コードバンは馬のお尻の革。その希少性や強度から「革のダイヤモンド」とも「キングオブレザー」とも呼ばれています。 

「革のダイヤモンド」と称される程、希少価値が高く、従来の革と比べ突出した堅牢製と美しい光沢が特徴となります。農耕馬の臀部から採れる原皮を、じっくりと鞣した後、表裏から慎重に削り、組織の更に中央部にある綿密な繊維を削り出します。この繊維は厚さ2mm弱以上の層となっており、更に磨く様に丁寧に削り層だけを残します。これが「コードバン層」です。馬1頭から採れる量は非常に少なく、また製造に約半年を要する為大変貴重な皮革となります。万双では、その中でも厳選されたものだけを製品に採用しており、コードバン独特の質感と光沢を存分にお楽しみ頂けます。

万双公式サイトより引用

農耕馬の数自体が減少しており、希少性は年々増す一方。「いつか欲しい!」と思っているなら、きっと今すぐが一番安く手に入るでしょう。

馬のお尻だけなので大きい面積はとれず、カバンやレザージャケットには使われません。財布や靴などの小物でしか楽しむことができないのも、コードバンの特徴ですね。

ちなみにこの長財布は農耕馬1頭で2つしか作れないようです。そりゃ高価にもなるわ。

光沢のある質感

alden 99170 タッセルローファー

革の質感も独特で、エイジングが進むと光沢が出てきます。本当に何か色を塗ってるみたい。もちろんコードバンの仕上げによってエイジングは変わってきますが、長い目で見たときにエイジングがたのしめる革のひとつ。

エイジングが楽しいと言いましたが、コードバンは「エイジングがわかりやすい」わけではありません。どんどん変わっていくさまを楽しみたい方には、コードバンはあまり向かないかも。

上の写真のコードバンローファーの紹介はこちら▶【ALDEN 99170】27歳。コードバンのローファーを買いました。きついサイズを足に馴染ませていきます

脅威のハリ感

通常は財布を何度も開閉していると、財布の「背表紙」の部分にシワが寄ってしまうのが普通ですよね。

コードバンは細かいシワができないんです。さすが、「革のダイヤモンド」!その強靭さでしわが寄らないので、ひと目でコードバンとわかります。

高級革財布の双璧をなすのがコードバンとブライドルレザー。この財布を買うときにブライドルレザーと最後まで迷いましたが、この強靭さが決め手でコードバンに決めました。ブライドルレザーも徐々に希少性が高まってきているので、買い時ではあるんですけどね。

コードバンのデメリット:水に弱い

コードバンはえてして水に弱いです。濡らしてしまうと、水滴の形でふやけたようになってしまうそうです。気をつけたいですね。

僕の財布もよーく見ると、水ぶくれのようなものが数カ所できています。結露したペットボトルなどにカバンの中で触れてしまったのでしょうか。

他の革でも同じですが、たまに手入れが必要なのも人にとってはデメリットかも。
うすーくクリームをなじませるだけなので、全く手間ではないんですけどね。

万双コードバン名刺入 レビュー

万双コードバン名刺入れ

万双のコードバン名刺入れ。税抜13,300円という破格の値段。

万双公式サイト コードバン名刺入

黒にも見えますが色はネイビー。実物を見てみるとほぼ黒です。

新品のコードバンは光沢はあまりなく、マットな感じ。「万双コードバン長財布エイジングレビュー|僕の3年間の歴史が詰まっています」では使用3年のコードバンとこの新品の名刺入れを比較しているので、その差がよくお分かりいただけます。

万双コードバン名刺入れ

白いステッチが特徴なコードバン名刺入れです。この縫い方も「菱縫」というもので、耐久性に優れます。

万双コードバン名刺入れ

全くヘタリのないコードバン。新品の状態なら、どんな革でもこのくらいの強さはあると思うんです。コードバンの強靭さを感じるのは使い込んだとき。

万双コードバン長財布エイジングレビュー|僕の3年間の歴史が詰まっています」の記事で紹介している同じく万双のコードバン長財布。これは3年使用していますが、購入当初から全くと行っていいほどヘタリを感じません。

万双コードバン長財布
万双コードバン長財布エイジングレビュー|僕の3年間の歴史が詰まっていますコードバンは好きですか? 僕は大好きです。 財布はもちろん、靴もコードバンです。 そんな僕のコードバンの財布が3歳を迎えました。 ここで...
万双コードバン名刺入れ

ライニング(内装)は上質なヌメ革。

コードバンと比較してヌメ革はエイジングによってどんどん色が変わっていくので、とっても楽しいです。コードバンとヌメ革、どちらのエイジングも楽しめて一粒で2度美味しい。

万双コードバン名刺入れ

万双の特長の一つはこの寸分の狂いもないコバ。ピタッと一直線上に作り込まれたコバは長期間の使用でも全く壊れる気配がありません。

なお万が一壊れたら、修理に出すことも可能です。

革小物を見るときはコバに注目してみてください。製品の善し悪しが如実に出ます。

万双コードバン名刺入れ

試しに名刺を10枚ほど入れてみました。マチが大きくとられているので、大量の名刺を保管しておくことができますね。

10枚だけじゃ全然参考にならないな、もっと入れて写真撮ればよかった。

万双のコードバン長財布と同素材で統一感抜群

万双コードバン長財布

何度か話に出している同じく万双のコードバン長財布。

2つ並べてみると同一ブランドの同一素材なので、この上ない統一感。所有欲がとんでもなく刺激されますね。

財布と名刺入れを同時に使う機会はあまりないので完全なる自己満足です、はい。

コードバン長財布は購入当初からエイジング記録を記事にしています。よかったら御覧ください。

【連載】革のエイジング記録記事一覧

無名革製品メーカー「万双」の紹介

マニアックで「知る人ぞ知る」的な革製品メーカーの万双。僕のお気に入りであることは伝わったと思います。

最後にメーカーの思想や購入方法について紹介します。

ロゴや主張は一切なし

写真を見ていただいたのでおわかりかと思いますが、商品に「万双」とわかるロゴやタグがありません。

なぜブランドロゴやタグが入っていないのか?

人様の鞄に自分のところの名前が入っているのがおかしいと思うからです。

お客様の手元にわたった時点でその鞄はお客様のもの。
そこに、作り手のくだらないエゴやプライドはいりません。

万双公式サイトより引用

あえて主張はせず、純粋に良い品質の商品を提供したい、という思いから来ているんですね。そういう姿勢が僕は好きです。

正直言って、万双のデザインはハイセンスでもスタイリッシュでもありません。でも余計な主張もせず、あくまでシンプル。長く使えるという点では最高のブランドではないでしょうか?

上野と神戸の直営店でしか手に入らない(それかネット)

万双は職人が丹精を込めて革製品を作り、それをどこにも卸さずに小さい直営店でひっそりと販売しています。百貨店では買えないんです。

その分、お求めやすい価格ながら品質はピカイチです。実際に上野の万双と銀座三越を往復して確認しましたが、万双の品質の高さと安さには正直驚きました。

アメ横にあるすんごい狭いお店なんですが、上野に行く機会があればよってみてください。店員さんと革について語り合うだけでも面白いですよ。

公式サイト▶万双 | 最高品質の革鞄 ダレスバッグ等の販売

今日のぐうの音

万双コードバン名刺入れ

非常に手頃な値段なのでコードバンの取り扱いや手入れが不安、という方でも試しやすい一品です。

万双公式サイト コードバン名刺入

僕は名刺入と財布がシンクロしてとっても気持ちいい!仕事柄あまり名刺を使う機会はないのですが、ゆっくりエイジングさせていきたいと思います。

「革のエイジング」を連載しています

当ブログでは、大手メーカー勤務の筆者の経験をもとに、レビューしている商品のコストパフォーマンスを5段階評価しています。
筆者としてはコスパが悪いのにあえておすすめしている★2や★1から読んでいただきたい。

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